SONYから独立したブランドとなったバイオが日本通信からVAIO製のスマートフォンが発売されると聞いた時には期待が高まった人も多かったのではないでしょうか。
格安スマホが徐々に認知度を高め、niftyがニフモの沢地エリカさんを起用したテレビCMを流すなど広告費をかけているなかで日本製の格安スマホを求めるユーザーにはバイオスマホは嬉しい発表だったはずです。
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もちろん僕もそのうちの1人です。
日本製のAndroidスマホでは高価格帯のソニーエクスペリアが人気ですが、ソニーから独立したVAIOというブランドが作るスマホへの期待感は高く公式発表を待つ人も多くいました。
しかし2015年3月の日本通信の発表をみて大半のユーザーは期待から落胆に変わりました。
バイオフォンの評価
バイオフォンの評価とそもそもバイオフォンの何がだめだったのか考えてみました。
VAIOのファンはパソコンで培われたブランドの持つデザインや機能性を評価していました。
ところが、蓋を開けてみると端末自体はバイオ製ではなくデザインのみ監修で中途半端なスペックで価格5万1千円と高い。
しかも端末自体は、台湾のクワンタ製。
これには失望した人も多いのではないでしょうか?
ユーザーがバイオフォンに求めるものとは?
ユーザーがバイオフォンに求めるものとは何か?
VAIOと名の付いているからには、高スペックで洗練されたデザインの日本製のスマートフォンであるべきだと思います。
高スペックになれば価格は高くなるでしょうが、買う人は一定数かならずいますし評価されれば爆発的に人気がでるのではないでしょうか。
iPhoneは高くても「欲しい!」「使いたい!」と思える端末だから今でも人気があるのをみれば分かると思います。
それはiPhoneというブランドだからでもあります。
もしバイオスマホが5万円でも日本製のそこそこのスペックなら買っていた人もいたでしょう。
高スペックで高価格、低スペックで低価格といった性能に見合ったスマホを2種類だせばユーザーの欲求はみたされていたはずです。
それが中スペックで中途半端に高い価格と微妙なデザインで海外製だった為に求めていたものが何も満たされない残念な結果になってしまいました。
バイオスマホに後継機の予定があるならば次こそは国産の「これぞVAIO!」というようなスマートフォンを期待したいですね。