先日からテレビやネットニュースでも報道されているIP固定電話の乗っ取り被害。
他人事ではありません。
利用者には身に覚えのない高額な国際電話料金を請求されるなどしたケースが、ことし3月までの1年間に通信会社3社だけでも190件余りに上ることが分かり、業界団体は、インターネットを利用して割安で電話をかけられる「IP電話」が不正なアクセスによって乗っ取られたケースが少なくないとみて、注意を呼びかけています。
引用元:NHKオンライン
IP電話、光電話、利用している電話が何か分からないという人もいるでしょう。
すぐにできる乗っ取り対策を説明します。
固定電話の国際電話利用休止を申し込む
IP電話の乗っ取り被害を未然に防止するためには国際電話利用出来ないようにするのが最も効果的な対策です。
海外に電話するって人には出来ない対策ですが、国際電話を利用しない人も多いです。
国際電話の利用休止の申し込みをしたい人はIP電話を契約している会社にて電話で変更依頼が可能です。
現在自分の利用設定がどうなっているか分からないも契約している会社に電話して確認してください。
不正利用されて高額請求されてからでは遅いです。
交換器のパスワードを初期設定から変更しても、セキュリティを強化しても乗っ取られる時は乗っ取られます。
相手はプロのハッカーですから自分の身は自分で守りましょう。
総務省もIP固定電話の乗っ取り被害調査を開始
IP固定電話の乗っ取りについては今月12日に注意喚起と対策についてホームページに記載されています。
また高市総務相も記者会見で不正利用の被害調査を速やかに行うと発言されています。
今後何らかの対策が政府でもされるかもしれませんが、現状では不正利用された金額はそのまま契約者に請求されます。
250万近く請求された法人もあり注意が必要です。